2024/09/21 11:42
回答募集 ELISAのコツ
ELISAのコツ、特にピペット操作について質問です!
試薬の連続分注をマルチチャンネルピペットで行っておりますが、チップの先に残った液体はウェルの上部で残液を切ったほうがいいですよね?この場合コンタミを考えてチップをウェル毎に替えたほうがいいのでしょうか。
ELISAの動画など探してみていると分注時特にウェルに触れていないような気もしていて、残液を切る必要ないのかなと不安になり、ELISAやっている方はみなさんどうしているのか質問してみようと思い初めて投稿させていただきました。
よろしくお願いいたします。
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投稿を表示はじめまして。
壁面に沿わすか否かに関しては上部の他の試薬、サンプルが触っていない場所に私は接触させています。
でも液量のためではなく、泡立ち(気泡)防止のためです。プレートリーダーの測定誤差の一番は気泡なので。
また、できるなら連続分注機の導入をしたほうが、液残りの問題や、定量性の問題は少ないかと思います。
マルチチャネルでやらなければいけないなら、リバースピペッティングをなさるといいかもしれません。
こちらのURL https://x.gd/WEX5O のリピート法
これですと、普段ワンプッシュして吸って二段階押すところを、
逆に最初に2段階目押して、全部吸って、一段階押して液を一段階分残してるので、吐き出す必要なし、吐き出す際の泡立ちなし、液量は一定となります。
(普通と使い方が逆なのでリバースと言われてます)
私は、マルチチャネルがチップの適合次第で液量が不均一になりやすい(Oリングの存在)、リザーバーが必要なので液量が多く必要(弱小研究室なので経費削減大事)などがあるので、あまり好きじゃありません。。。
なので、プレートの一部に連続分注が必要なときは電動のピペットで連続分注モード(これも最後に液を残すタイプなのでチップの先に液が残るとか気にしなくていい)、プレート全面のときは電動の連続分注機を使います。
どちらもチューブから液を取るのでリザーバー利用よりは液量少なく済む、壁面に沿わす必要も基本ない。
連続分注機でも電動をお気に入りにしている理由は、滴下容量と回数をチップのサイズ内で自分が必要なように設定できるからです。
(手動だと回数で容量が決まるので微妙な量にできない、また少ない回数にしたくてもチップ全量吸わなきゃいけない)
参考までにエアークッション式とポジティブディスプレイスメント式の違い
https://x.gd/GoUWi
このような使い方は各ピペットメーカーがされているピペットセミナーに行けば、メンテナンスの仕方とともに教えてもらえるので、ご自身の使われているピペットのセミナーに一度いかれるのもいいかもしれません。
(メーカーによっては出張セミナーなどもあります)
参考になれば幸いです。
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