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おしえて!専門家

回答募集 オーロラを見る確率を上げるには。

初めまして。
私の死ぬまでにしたいことの1つに「オーロラをみる」があります。夜空の星や月が好きで、オーロラの幻想的な空をみたいです。

実は今年の3月にフィンランドのロバニエミに行き、オーロラチャレンジをしました。しかし、空は分厚い雲に覆われており、オーロラをみることができませんでした。

運の要素が大きいとは聞きますが、どうにか確率を上げる方法はあるでしょうか?

おしえて!専門家

2 件の回答 (新着順)
岡本沙紀
2024/08/29 10:03

初めまして!日本天文学オリンピック委員会の岡本沙紀です。

3つのタイムスケールでの「オーロラ予報」について説明いたしますね☺️

【原理、長期的な予報】
オーロラは、太陽表面での爆発現象「太陽フレア」の際に吹き飛ばされた物質が地球大気にぶつかる「太陽風」という現象によって発生します。

太陽風の中に含まれるプラズマが、地磁気の影響で発光したものがオーロラです。

太陽フレアは約11年周期で活発に起こります。次のピークは来年ですので、来年もしくは12年後、23年後に計画されるのはいかがでしょうか?

【オススメの季節】
オーロラは雲よりずっと上空で発生する仄かな光です。よって、夜に雲のない日にしか観測できません。

よく観測されるような高緯度地域は、夏至ごろは日が出ている時間が非常に長いです。たとえば、カナダ・イエローナイフの夏至の日の入りは23時半ごろ、日の出は早朝3時半ごろです。ですので、冬至前後2ヶ月ほどの日の長い時期がオススメです。

晴天/曇天については地域によって特色が様々ですが、基本的には冬は天気が安定しているようです。

【直前の予報】
曇ってしまっては見えないので天気予報をチェックする必要がありますが、それ以前にオーロラが発生しなければ観測はかないませんよね。

そこでチェックしていただきたいのが「宇宙天気予報」です。こちらは、太陽風の強さの予報を発表しています。

実は、太陽風がたくさん吹けばオーロラがよく見られて嬉しいのですが、高エネルギーの粒子によって通信障害が引き起こされるなど身近な悪影響もあります。宇宙天気予報は、主に通信事業や宇宙開発事業に携わる方々に利用されているようです。

〜〜〜
いきなりの長文失礼しました!

10万年以上のタイムスケールでは、現在地球の磁力がだんだん弱まっている時期ですので先送りなさらない方が良いかもしれません笑

ご参考になりましたら幸いです!

まりれん バッジ画像
2024/07/05 17:55

私も知りたい!
こないだ低緯度でも見えたのとか、カナダで見えるのは狭義ではオーロラと言ってはだめとか言葉の定義としての違いもあるとか聞いたことあって・・・
フィンランドで見てみたい!!とずっとおもいつつ、北欧は物価が高いのもあってまだトライできていないので、確率上がる条件があるなら知ったうえで旅行企画したいです😆