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交流広場

2023/11/18 22:18

近畿大学が開発したゲノム編集で筋肉量を多くしたマダイ「22世紀鯛」を試食させていただきました。

筋肉増殖を負に制御する因子のミオスタチンを作る遺伝子を欠失させることで、食べるエサの量は変わらないのに筋肉量が増える仕組みです。体に厚みがでると俊敏な動きが普通のマダイよりも劣ってしまってエサの取り合いに負けてしまうし、筋肉があるのに泳ぐスピードも特段速くなっていないし、少し残念な点が可愛らしいそうです。

筋肉は増えるけどコラーゲンは増えないので、生でも柔らかい肉質で加熱しても硬くならないのが特徴です。なので、加熱調理してもパサつかずに美味しかったです。
魚だけでなくエビやイカなどでも開発を行っていて、エビではアレルゲンを除去できないかも研究中だそうです。

1件のコメント (新着順)
葉月 弐斗一 バッジ画像
2023/11/20 17:35

マダイ……うらやましいです

ミオスタチン欠損で、筋肉肥大が止まらなくなる感じなんですかね。
筋肉が増えてスピード負けするということで、ドラゴンボールの未来トランクスみたいだなぁと思いましたw

エビのアレルゲン除去が研究中ということはその内カニがまた食べられるかもと期待が持てます!
(カニアレルギーなので。エビは平気なのに)


醸す人
2023/11/22 00:44

そうです。筋肉肥大を抑えられなくなっています。
確かにドラゴンボール体型ですね(笑)
骨格とのバランスが悪いので直線的に泳いでしまうようです。
ゲノム編集による改良だけでなく養殖技術の確立もしないといけないので市販されるようになるまでには時間がかかるようですが、アレルゲン除去は期待したいです。